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用途
mountコマンドにて、ファイルシステムを利用できるようにします。(ファイルシステムのマウント)マウント処理を行うには、事前にファイルシステムを作成しておく必要があります。
あるファイルシステムに別のファイルシステムを加え、全体として一つのファイルシステムを扱えるようにすることをマウントと言います。ファイルシステムが結合されたディレクトリをマウントポイントといいます。NFS(Network File System)、CD-RM、FDもマウントした後は、ディバイス、ネットワークを意識せず、ファイルを利用できます。
構文
mount[オプション]デバイス マウントポイント
起動オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-a | /etc/fstab/配下に指定されているファイルシステムをすべてマウント |
-r | 読み込み専用でマウント |
-w | 書き込み専用でマウント |
-t | マウントするファイルシステムのタイプを指定 |
-F | マウントするファイルシステムのタイプを指定 |
-O | ro 読込専用でマウント rw 書き込み可能でマウント |
起動時に自動的にファイルシステムをマウントするには
起動時に自動的にマウントしたいファイルは下記設定ファイルに設定します。
/tec/fstab/
※fstab:File System mounting TABLE
フロッピー・ディスク操作の関連コマンド
- df ディスクの利用状況の確認
- du ファイル、ディレクトリのディスク使用量を確認
- fdformat フロッピーを物理フォーマット
- mount ファイルシステムを利用できるようにする(ファイルシステムのマウント)
- umount ファイルシステムをアンマウント
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