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用途
quotaにてディスク使用量とクォータの状況を表示します。
クォータの制限
- ユーザごとのハードリミット
1ユーザが利用できる最大ディスク容量
ハードリミットに達すると、それ以上の書き込みができない - ユーザごとのソフトリミット
容量制限の警告を行うのが、ソフトリミット。
ソフトリミットに達すると、ユーザに警告を行う。
ファイル書込みはできるが、ソフトリミットを超えたまま一定期間を過ぎると、書き込みができかくなる。 - ユーザごとのハードリミット
グループが利用できる最大ディスク容量
ハードリミットに達すると、グループに所属するユーザは、それ以上の書き込みができない - ユーザごとのソフトリミット
容量制限の警告を行うのが、ソフトリミット。
ソフトリミットに達すると、グループユーザに警告を行う。
ファイル書込みはできるが、ソフトリミットを超えたまま一定期間を過ぎると、書き込みができかくなる。
執行期間
ソフトリミットを超えた場合、執行期間になります。執行期間を過ぎると、ソフトリミットがハードリミットになり、書き込みができなくなります。解消するにはソフトリミットまで、容量を減らす必要があります。デフォルトで、執行期間7日が設定されています。
構文
quoata [-u] [オプション] [ユーザ名]
quoata -g [オプション] [ユーザ名]
オプション
オプション | 説明 |
-u | ユーザークォータの状況を表示 |
-g | グループクォータの状況を表示 |
-v | 詳細情報を表示 |
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クォータ管理の関連コマンド
- quota ディスク使用量とクォータの状況を表示
- quotaon 設定しているクォータを有効にする
- quotaoff 指定したファイルシステムのクォータを無効
- repquota 指定ファイルシステムのクォータ状況を表示
- quotacheck ファイルシステムを調べてディスクの使用量をチェックする
- edquota ユーザクォータ、グループクォータを設定
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