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用途
niceにてコマンド実行時の優先度を指定します。ナイス値は-20~19まで用意されており、値が小さいほど優先順位が高くなります。デフォルトは0となります。
プロセスの実行優先度
プロセスには実行優先度(プライオリティ)があり、必要に応じて、優先度の指定ができます。優先度を高くすることで、CPUの利用時間を割り当てることができ、より多くの処理を実行することができます。
優先度を確認できるコマンド
- top
- ps -l
構文
nice [-n ナイス値] コマンド
nice [-ナイス値] コマンド
ナイス値にマイナスの値を設定する場合は、「–」と設定します。最初の「-」はオプション指定であり、二つ目の「-」がマイナスとなります。
ジョブ、タスク管理の関連コマンド
- jobs バックグラウンドジョブを表示
- kill プロセスを終了
- ps プロセス監視
- nice コマンド実行時の優先度を指定
- renice 実行中プロセスの優先度を変更
- top 実行中プロセスをリアルタイムで監視
- nohup ログアウト後もプログラムを実行
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気まぐれSE研究所(https://www.se-lab.yokohama/)