chmod アクセス権限を変更

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用途


chmodにてアクセス権限を変更します。 chmod でアクセスする場合は、アクセス権限の指定方法には、記号による指定と、数値による指定の二通りあります。

記号による指定

下記記号を用いて指定します。

記号説明
+権限を追加する
権限を削除する
=権限を指定する

付与対象は下記を指定します。

付与対象説明
u所有者
gグループ
oその他グループ
a全て

数値表記による指定

数値表記を用いて指定します。

構文


chmod [オプション] アクセス権限 ファイル名

アクセス権限


権限表記数値表記説明
読取り権限r4ファイルに対して読取り権限が付与されている場合、ファイルの内容を読み取ることはできますが、変更することはできません。ディレクトリに対して読取り権限が付与されている場合は、そのディレクトリ内のファイル一覧を表示することができます。
書込み権限w2ファイルに対して書込み権限んが付与されている場合は、ファイルの内容を変更したり、削除したりすることができます。ディレクトリに対して書込み権限が付与されている場合は、そのディレクトリ内でファイルを作成したり、削除したりすることができます。
実行権限x2ファイルに対して実行権限が付与されている場合は、ファイルを実行することができます。ディレクトリに足して実行権限が付与されている場合は、そのディレクトリ内のファイルを実行することができます。

オプション


オプション説明
-R指定ディレクトリ配下の全てのファイルのアクセス権限を変更
対象説明
u所有者
gグループ
oその他ユーザ
a全ユーザ
操作説明
+権限追加
権限削除
=権限指定
許可種別説明
r読取許可
w書込許可
x実行許可
sSUID or SGID
rスティッキービット

使用例


rootユーザに実行権限を付与

[root@*********]# ll
-rw-r–r– 1 root root 154 5月 18 23:34 2020 hoge.sh
[root@*********]# chmod 744 run_CreateMarketForecast.sh
[root@*********]# ll
-rwxr–r– 1 root root 154 5月 18 23:34 2020 run_hoge.sh

権限付与の確認方法


アクセス権限を確認するには、「ls-l」コマンドを実行します。

ファイル、ディレクトリ操作の関連コマンド


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