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用途
atにて1回限りの実行スケジュールを実行します。
構文
at [オプション]
at [-f ファイル名] 日時
atコマンドは、対話形式で指定します。日時を入力すると入力モードになります。Ctrl+Dキーでコマンド入力を終了します。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-d ジョブ | 予約中のジェクトをジョブ番号で指定して削除 同様の動作を行うコマンドとして「atrm」がある |
-l | 予約中のジョブを表示 同様の動作を行うコマンドとして「atq」がある |
-f | コマンドを記述したファイルを指定 |
atのアクセス制御
atコマンドを利用するユーザを制限することができます。下記ファイルの順で制限制御を行います。
- 「/etc/at.allow」があれば、記載されているユーザのみatを利用できる
- 「/etc/at.allow」がなければ、「/etc/at.deny」を参照し、記載されていない全てのユーザでatを利用できる
- どちらのファイルもなければ、rootだけがatを利用できる
デフォルトでは、空の 「/etc/at.deny」 があり、全てのユーザがatを利用できます。
cronとの違い
cronが定期的なジョブの繰り返しに対し、atは一回限りのスケジュール実行となります。
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